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銀行の裏事情 vol.2

前回ブログで、「なぜ銀行はいまだにFaxするのか」で終わっていましたので、続きです。

銀行は取引先に業務効率化のためにDX推進を提案していますが、そもそも銀行があまりDX化が進んでいないのです。

今回は、銀行のメール事情です。
これは少し銀行によって差異がありますが、銀行の支店にメールアカウントが無い、または支店に1アカウントしか無い事が多いのです。
銀行員個人毎にメールアドレスを持っていると思ったら大間違いです。
前回ブログでも説明したように、銀行は個人情報や企業情報の流出・漏洩に大変気を遣っています。パソコン内にある取引先の情報をメールで外部に簡単に遅れてしまうとそのリスクが高くなるためです。

メールを外部に送る際にも、Fax同様に面倒な手続きが必要になります。書類をメールに添付する際は、添付書類にパスワードをかけて、パスワードメールを別途送る必要もあります(これは民間会社でもよくあります)。

皆さんの中には、「銀行員はなんで書類をメールで送ってくれないのだろう?」「なんでわざわざ書類を持ってきてくれるのだろう?」と思った経験がありませんか?もちろん、訪問するきっかけにもなるためという事もあります。

銀行員は、取引先にFaxを送ったり、メールを送ったりする事が、大変だったり、出来なかったりするということを覚えておきましょう。

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